アルマイト処理
アルミニウムの陽極酸化皮膜の日本での呼称で陽極酸化処理又はアルマイト処理と呼ぶ。
アルミニウムの耐食性、耐摩耗性の向上及び装飾性を目的として利用されている。
- アルミニウム及びその合金を電解溶液の中で品物を陽極として通電して表面に酸化皮膜を生成させる。
- 皮膜は六角柱の集合体でその中央に小さな孔がある。その中に染料を封じ込めることにより多種に染色が可能である。
- 皮膜の厚さは4〜10μの範囲で用いられる。通常母材側と外側に皮膜形成される。
- No1. 700×2000×1000
- No2. 500×2000×3000
硬質アルマイト
低温の電解浴又は各種の有機酸を添加した特殊な電解浴を用いて処理されたアルミニウム材の陽極酸化皮膜。
- 耐摩耗性に優れており、特に摺動摩耗性に強い。
- 硬質アルマイトの抵抗値の絶縁破壊電圧は、非常に高い絶縁皮膜を供えた電気的特性を持つ皮膜である。
- さらに耐食性にも優れている皮膜であり、通常は10〜40μの範囲で用いられる。
- No1. 700×1500×1000
- No2. 500×2000×3000